

2008-43『築地魚河岸三代目』(更新:2008/06/18)



評価:★★★★☆
TOHOシネマズのプレミアスクリーンが通常料金(1800円)でした。
しかも、TOHOシネマズメンバーズデイなので1300円で鑑賞してきました。
※プレミアスクリーンは2400円の豪華リクライニング付きシート
エンディングにシリーズ化決定!と出た事で、寅さん、浜ちゃんについで日本の長期シリーズ映画となる見込みが出てきた。
大沢たかおが次の日本のご長寿映画の主役で田中麗奈ちゃんはおかみさん役かぁ。
ドタバタありだけど人情話もある昔からの日本の映画だけどこんな映画もないと駄目だよね。
それから、完全にネタバレしてますので詳しく知りたくない方は閉じてくださいね。
今後が楽しみな人情映画かもね。
さて、原作を読んでないが人気の漫画の映画化だ。
浜ちゃんと同じく魚関係だが、築地を舞台の人情劇場だね。
今回は赤木旬太郎(大沢たかお)が恋人の鏑木明日香(田中麗奈)と付き合っていてプロポーズしようとしている所からのお話です。
商社勤務の旬太郎、なんだか性格の悪い神経質そうな漆原常務(佐野史郎)派にいて小馬使いの様な毎日を送っているんだな。
佐野史郎も神経質な為、顔面神経痛を煩っている演技。なかなかだ。
一緒に仕事したことある人でストレスでこんな感じにしていた人を思い出した。
旬太郎を取り巻く人間模様はそれだけではないが、先輩でリストラを勧めることになる金谷夫妻(大杉漣と森下愛子)が今後どの様につながりをみせるのか。
原作は銀行だが、漆原常務の今後もちょっと気になったりしてね。
まぁ、その辺は脚本家に任せて、明日香との話だが、築地の中卸の「魚辰」を仕切っている鏑木徳三郎(伊藤四郎)の一人娘。
結婚については親には相談していないという最近ありがちな設定かな。
鏑木徳三郎が膝を痛めて入院している間の手伝いだという事情を知って、旬太郎が手伝うがど素人では迷惑しかかからない。
店には大旦那が後を任せたいと思っている戸川英二(伊原剛志)もいる。
周りの連中も人情あつすぎて勘違いのおせっかいに走るしで、話がややこしくなったりもする。
千秋(森口瑤子)も勘違いからは片岡十四郎(鈴木一真)と婚約しそうになったりとやきもきしながら観る映画ですね。
最後は英二と千秋が結婚し、旬太郎は「魚辰」で築地の男を目指すというところです。
次回作からの話も期待したい。
・・・あとは映画館でご鑑賞ください。
近々『奇跡のシンフォニー』『告発のとき』『クライマーズ・ハイ』『スピード・レーサー』を観たいです。




『築地魚河岸三代目 (2008) 』作品情報
■作品情報詳細
誰にも負けない真っ向勝負の心意気!
■映画データ
カテゴリ 【ドラマ】【ラブ・ストーリー】
製作年 2008年
製作国 日本
時間 116分
公式サイト http://www.uogashi3.jp/movie/
公開日 2008-06-07〜
配給 松竹
系列 丸の内ピカデリー2ほか全国にて
公開時コピー 未設定
■ストーリー
エリート商社マンの赤木旬太郎はリストラの陣頭指揮を任され思い悩んでいた。そんな時、恋人の明日香が家業である築地市場の仲卸「魚辰」と装飾デザイナーの仕事を掛け持ちで奮闘していることを知る。明日香を助けたい一心で「魚辰」を手伝い始めたものの、ド素人の身では足手まといになるばかりだった。それでも、活気に満ちた魚河岸に心惹かれるようになった旬太郎は、生き方を変える大きな決断をする。
厳しくも温かい魚河岸の人々に触発されて人生を仕切り直す男を主人公にしたこの人情味溢れるドラマは、小学館「ビッグコミック」に連載の大人気コミックを映画化した。商社マンから築地の男に転身する赤木旬太郎を演じる大沢たかおの人懐こい笑顔がはまっている。喜劇の中で人情の機微を丁寧に描くという日本映画の伝統とも言える正攻法な演出が冴えるのは、「奈良へ行くまで」「壬生義士伝 新選組でいちばん強かった男」など数々のTVドラマを手がけてきたベテラン松原信吾。おせっかいも、勘違いも、あるいは相手を思いやって口をつぐむことも、すべてをひっくるめた人間模様を描き、早々とシリーズ化も決定している。
■スタッフ・キャスト
監督 松原信吾
出演 大沢たかお :赤木旬太郎
田中麗奈 :鏑木明日香
伊原剛志 :戸川英二
森口瑤子 :千秋
柄本明 :真田正治郎(寿司屋「真田」の主人)
伊東四朗 :鏑木徳三郎(魚辰の二代目)
マギー :平井雅
荒川良々 :木村拓也
江口のりこ :菊野エリ
甲本雅裕 :駒さん
鈴木一真 :片岡十四郎
佐野史郎 :漆原常務
大杉漣 :金谷(赤木の商社時代の先輩)
森下愛子 :金谷順子
六坂直政 :牛尾
温水洋一 :アルプスのマスター
峯村リエ :アルプスのママ
田口浩政 :ハルオ
■関連記事
築地魚河岸三代目
http://cinematoday.jp/movie/T0005775
『築地魚河岸三代目』
http://www.cinemacafe.net/movies/cgi/20380/
築地魚河岸三代目 (2008)
http://www.eigaseikatu.com/title/20991/
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TB、ありがとうございましたm(__)m
古くは『寅さん』シリーズ、現在の『釣りバカ』シリーズに続いて松竹のドル箱に化けるでしょうかねぇ(笑) 旬太郎が三代目になる前に打ち切られないことを望みます(笑)
今気がついたのですが、荒川良々クンの名前、木村拓也だったんですね(笑)?!
こんにちは
コメントありがとうございます。
>旬太郎が三代目になる前に打ち切られないことを望みます(笑)
本当にそうですね。(笑)
次回作でどこまで行くんでしょうかね。
>荒川良々クンの名前、木村拓也だったんですね(笑)?!
そうみたいです。
原作のフルネームから調べた結果ですけどね
また、お越しください。
根がせっかちなので、映画はクレジット・タイトルが流れている時に離席するのが常。実はこちらの記事を拝見して、「続編決定の告知がされていたのか。」と知った次第です(笑)。
「釣りバカ日誌」シリーズのレギュラー陣が高齢化しておりますから、松竹としては“次の顔”を捜していたのでしょうね。「男はつらいよ」シリーズや「釣りバカ日誌」シリーズは正直肌合いが合わない自分ですが、この作品は凄く良かった。金谷と旬太郎、そして英二と明日香との遣り取りにはついつい涙腺が緩んでしまったし、徳三郎と正治郎の掛け合いには爆笑。古き良き時代のホームドラマを思わせる内容で、第二弾が楽しみです。
今後とも何卒宜しく御願い致します。
こんにちは
コメントありがとうございます。
次回作の予告についてはここで知ったと?
なるほど(笑)
今作品は涙あり笑いありの人情活劇。
松竹の看板映画として続いていくのかな。
でも、大沢たかおと田中麗奈でずっと続くのでしょうかねぇ。
また、お越しください。