

2008-56『インクレディブル・ハルク』(更新:2008/08/08)



評価:★★★☆☆(★★★★☆の間)
非運のヒーローとでも云うべきだろうか。
成りたくてなった訳ではない緑色の怪物、超人ハルク。
ブルース・バナー(エドワード・ノートン)の人としての悩みを描きながら廻りの思惑に振り回される。
前作より良かった様に思うが、前作の感想が思い出せない。
今回は人間ドラマの意味合いも強いと感じた。
自分の置かれた立場、ロス将軍(ウィリアム・ハート)の追跡にも立ち向かって身を潜めなければならない。
放射線を浴びた血液が他の人に及ぼす影響も最大限に注意を払わないといけない生活を強いられるのだ。
こんな生活が長く続けられるはずもなく一滴の血液から居場所が見つかってしまう。
今回の対戦相手はロス将軍だけではない。
治療に協力的だったハンドルネーム:ブルーことサミュエル・スターンズ(ティム・ブレイク・ネルソン)はバナーの血液の可能性を過大評価してしまう。
あと、スーパーコマンド計画を聞かされて協力することになった、エミル・ブロンスキー(ティム・ロス)は最後に化け物のアボミネーションに変身してしまう。
ラストのアクションの凄まじさ。
両方ともほぼ不死身の身体だ。
勝負なんか付く訳ないじゃん。
でも、ハルクが勝ってアボミネーションが負けたことになる。
彼らはこの先どうなるんだろうね。
スーパーコマンド計画は中止としても変身した身体は元に戻れないんでは?
最後に同じマーベル・コミックだし、ロス将軍に提供されている武器がスターク・インダストリーズ社製だからって最後に出てくるかぁ?
・・・あとは映画館でご鑑賞ください。
近々『ダークナイト』『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』『20世紀少年』『ハンコック』『アイアンマン』『イキガミ』『ウォンテッド』を観たいです。




『インクレディブル・ハルク (2008)』作品情報
■作品情報詳細
力を使う。愛する人を守るため―― 人気アメコミを超豪華キャストで再び実写映画化!
■映画データ
カテゴリ 【SF/ファンタジー】【アクション】
製作年 2008年
製作国 アメリカ
原題 The Incredible Hulk
時間 112分
公式サイト http://www.sonypictures.jp/movies/theincrediblehulk/
公開日 2008-08-01〜
配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
系列 有楽町スバル座ほか全国にて
公開時コピー その「力」、ためらうな。
■ストーリー
研究実験の事故で心拍数が上がると緑色のモンスター“ハルク”に変身してしまう、科学者のブルース。彼はその体質の軍事利用を狙うロス将軍から逃れながら、ミスター・ブルーなる謎の科学者と連絡を取り、元の身体に戻る方法を模索していた。潜伏していたブラジルからアメリカに戻ったブルースは、最愛の女性ベティと再会。しかしロス将軍とその部下のブロンスキーが再び彼の捕獲作戦を実行し……。
マーベル・コミックの代表作であり、アメコミ界の人気キャラクター「ハルク」。かつてアン・リー監督によって実写映画化がされたが、今回はルイ・レテリエ監督の手によってそれがなされた。超人的な力を手にしてしまった男の苦悩と、彼を支える女性との絆を描いていくアクション作品だ。主人公のブルースを演じるのは名優エドワード・ノートン。憂いの雰囲気を漂わせつつも力強い演技をみせ、悩める科学者を見事に表現した。その周囲を固めるリヴ・タイラー、ティム・ロス、ウィリアム・ハートら豪華演技派俳優陣の演技にも注目だ。変身後のハルクは全てCGで描かれ、激しいアクションを披露。ラストには迫力バトルを見せてくれる。
■スタッフ・キャスト
監督 ルイ・レテリエ
原作者 スタン・リー
脚本 エドワード・ノートン
ザック・ペン
出演 エドワード・ノートン :ブルース・バナー/ハルク(水嶋ヒロ)
リヴ・タイラー :ベティ・ロス
ティム・ロス :エミル・ブロンスキー/アボミネーション
ウィリアム・ハート :ロス将軍(サディアス・"サンダーボルト"・ロス)
ティム・ブレイク・ネルソン :サミュエル・スターンズ(ミスター・ブルー)
タイ・バーレル :レナード・サムソン
ロバート・ダウニー・Jr :トニー・スターク
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インクレディブル・ハルク
http://cinematoday.jp/movie/T0006249
『インクレディブル・ハルク』
http://www.cinemacafe.net/movies/cgi/20739/
インクレディブル・ハルク (2008)
http://www.eigaseikatu.com/title/20996/
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