2008-57『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』(更新:2008/08/08)
評価:★★★★☆
押井守監督作品です。
この物語はもの凄く切ないですねぇ。
草薙水素(クサナギ・スイト)(声:菊地凛子)の心の中に見える悲しみが凄く感じられて、そんな気持になりました。
決して泣いたりする話ではないのですが、ちょっと「グッ」ときますよ。
2Dの画は普通の感じではあるのですが、プロペラエンジンの戦闘機や拳銃、背景などCGでかなり凝った造りになっていて実写の様でした。
空中戦の戦闘シーンは圧巻ではないですか。
「スカイ・クロラ」はシリーズ物でどうも設定上は前の話もある様ですね。
「クレィドゥ・ザ・スカイ」って実際には後に書かれた本ですが設定は「スカイ・クロラ」の前にあたる様です。
そちらには、函南優一(カンナミ・ユウイチ)(声:加瀬亮)の前のパイロットであった栗田仁郎(クリタ・ジンロウ)らしき人間が登場し草薙水素との関係が描かれている様だ。
「スカイ・クロラ」では、草薙水素と函南優一の惹かれあう気持ちと子供だけど頭の中は大人の考え方で冷静だけど自分たちの存在理由に疑問を持って生きているってところが非常に痛々しい感じ。
こうなったら、小説も読むと良いのかなと思ったくらいだ。
バイオ・テクノロジーによって大人にならない子供たち「キルドレ」がショーとして戦争に参加させられているって設定を考えると前の日に鑑賞した『インクレディブル・ハルク』に近いものを感じたりして。
「キルドレ」の謎が後半にわかってくるが、記憶があいまいで昔のことを覚えていないことで三ツ矢碧(ミツヤ・ミドリ)(声:栗山千明)が感じている疑問から理解できる。
「キルドレ」は元々薬の名前だったが、その薬を使うことで特殊な人間が造り出せた。
DNA上の身体能力や戦闘スキルは保存されている様で死んでも新たなクローン戦士が送り込まれてくる。
函南優一が草薙水素に託す思いもあり、勝手に切なくなってましたけど如何でしょう?
最後に改めて言いますが、戦闘機の動作や飛行シーンが凄い。
草薙水素が使う拳銃「ワルサーPPK」の色合いも綺麗なシーンがありますよ。
途中で三ツ矢碧が「コルトガバメント」を使うがシーンによって違う拳銃に見える。
それは置いておいて、映画館が物凄く静まり返ります。
・・・あとは映画館でご鑑賞ください。
近々『ダークナイト』『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』『20世紀少年』『ハンコック』『アイアンマン』『イキガミ』『ウォンテッド』を観たいです。
『スカイ・クロラ The Sky Crawlers (2008)』作品情報
■作品情報詳細
生きる意味を求め、キルドレたちが空であがく―― 押井守監督が描く鮮烈な青春ドラマ
■映画データ
カテゴリ 【SF/ファンタジー】【アクション】【アニメーション】【ドラマ】
製作年 2008年
製作国 日本
時間 121分
公式サイト http://sky.crawlers.jp/
公開日 2008-08-02〜
配給 ワーナー・ブラザース映画
系列 渋谷東急ほか全国にて
公開時コピー 未設定
■ストーリー
ショーとしての戦争が行われる、仮初めの平和の時代。永遠に年をとらない「キルドレ」のユーイチは、新たに兎離州基地に配属となった。過去の記憶のない彼だが、初めて乗る機体も身体に馴染み、エースの座に着く。基地司令のスイトはそんなユーイチを複雑な眼差しで見つめていた。そんなある日同僚のパイロット、ユダガワが撃墜され死亡してしまう。墜とした相手は、「ティーチャー」となのる敵のエースパイロットだった……。
世界中のクリエイターからリスペクトを受ける押井守監督が撮りあげた鮮烈な物語。森博嗣の小説を原作に、「キルドレ」呼ばれる年をとらない若者たちが、戦闘機のパイロットとして戦いながら生きる意識を変化させていく姿を描く。澄み渡る蒼穹の中を時にあがき、時に愛を求めながら飛ぶキルドレの若者たちは、そのまま生きづらい現代社会で彷徨する現代の若者たちと重なっていく。キャラクターの心情は淡々と描かれる一方、空中戦のスピード感は圧巻。プロペラ機がまるで生き物のように縦横無尽にスクリーンを飛び交う。声優には菊地凛子や加瀬亮ら有名俳優たちをキャスティングし、独特の雰囲気を生み出した。
■スタッフ・キャスト
監督 押井守
原作者 森博嗣
脚本 伊藤ちひろ
声の出演 加瀬亮 :函南優一
菊地凛子 :草薙水素
谷原章介 :土岐野尚史
栗山千明 :三ツ矢碧
山口愛 :草薙瑞季
平川大輔 :湯田川亜伊豆
竹若拓磨 :篠田虚雪
榊原良子 :笹倉永久
麦人 :山極
大塚芳忠 :本田
兵藤まこ :クスミ
安藤麻吹 :フーコ
ひし美ゆり子 :ユリ
西尾由佳理 :バスガイド
竹中直人 :マスター
■関連記事
スカイ・クロラ The Sky Crawlers
http://cinematoday.jp/movie/T0005961
『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』
http://www.cinemacafe.net/movies/cgi/19794/
スカイ・クロラ The Sky Crawlers (2008)
http://www.eigaseikatu.com/title/21016/



>どうも設定上は前の話もある様ですね。
時系列は
「ナ・バ・テア」「ダウン・ツ・ヘヴン」「フラッタ・リンツ・ライフ」「クレイドゥ・スカイ」「スカイ・クロラ」の順です。
「ナ・バ・テア」が一番とっつきやすいです。
初めまして。
こんにちは。
凄く前から話があって、「スカイ・クロラ」は一番最後なんですか。
本でも読んでみようって書いていて忘れていました。m(__)m
もしかして、これだけ小説もあるってことですよね。
「クライマーズ・ハイ」よりしんどいかもしれませんねぇ。
大したことかいてないですけど
また、お越しください。