

2009-92『笑う警官』(更新:2009/11/23)
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評価:★★★☆☆(★★★★☆との間)
これは、面白いですね。
大森南朋の主演のサスペンスドラマです。
北海道警察本部の話として描かれているが警察は人の命を守るのを正義としているのではなく警察組織を守るのが正義。
ちょっと前の『さまよう刃』でも法律を守るのが警察の仕事で人を守るのが仕事ではないといった話を思い出した。
こちらは、『さまよう刃』と違って警察内部の不正についての話が殺人までに広がっていくので本当か?
って感じではありますが、巻き込まれていないだけで実際にはこういうことが起きているかも。
裏金作り、内部告発、ブラックリスト、自殺者。
すべてがありえそうな話だ。
最後まで目が離せない形で物語が進みます。
百条委員会に出頭したことで全てが終わった様に思われるが、佐伯(大森南朋)の言う様に「これからかもしれない」と・・・
驚愕のラストになんだ?って思ったのはおいらだけではないはず。
・・・あとは映画館でご鑑賞ください。
近々『エスター』『2012』『イングロリアス・バスターズ』『アバター』を観たいです。
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『笑う警官 (2009)』作品情報
■作品情報詳細
警察小説の金字塔を、あの角川春樹がみずからの手で映画化
■映画データ
カテゴリ 【スリラー/サスペンス】
製作年 2009年
製作国 日本
時間 122分
公式サイト http://www.warau-keikan.com/
公開日 2009-11-14〜
配給 東映
系列 丸の内TOEI1ほか全国東映系にて
公開時コピー 未設定
■ストーリー
札幌市内のアパートで女性警官の変死体が発見された。まもなく被害者の元交際相手の巡査部長・津久井に容疑が掛けられ、さらに異例の射殺命令までも下される。かつて津久井と同じ任務にあたったことのある警部補・佐伯は、この一連の流れに違和感をもち、女性刑事の小島、新人刑事・新宮ら信頼できる仲間とともに秘密裏に捜査を始める。やがて、彼らは北海道警察内部に隠された闇に踏み込んでいくのだったが……。
警察小説の金字塔と言われる佐々木譲の「道警シリーズ」、その第1作である同名ベストセラーを映画化した社会派サスペンスだ。北海道で実際に起きた警察の汚職事件をもとに、女性警察官変死事件の犯人に仕立て上げられた仲間の無実を証明しようと奮闘する刑事たちの活躍を描いている。『時をかける少女』以来、約12年ぶりにメガホンをとった角川春樹が脚本も執筆、警察内部の息詰まる攻防を、時には10分を超える長まわしで捕らえるなど、随所にみられる大胆なチャレンジにぜひ注目してほしい。主演は、『ハゲタカ』での好演が記憶に新しい大森南朋。共演陣は松雪泰子、宮迫博之、大友康平、忍成修吾ら多彩な顔ぶれだ。
■スタッフ・キャスト
監督 角川春樹
出演 大森南朋 :佐伯宏一
松雪泰子 :小島百合
宮迫博之 :津久井卓
忍成修吾 :新宮昌樹
螢雪次朗 :植村辰男
野村祐人 :町田光芳
大友康平 :安田(マスター)
伊藤明賢 :岩井隆
矢島健一 :浅野貴彦 生活安全部長
鹿賀丈史 :石岡正純 刑事部長
中川礼二 :谷川五郎
乙黒えり :水村朝美
松山ケンイチ
大和田伸也
■関連記事
笑う警官
http://www.cinematoday.jp/movie/T0006920
『笑う警官』
http://www.cinemacafe.net/movies/cgi/21889
笑う警官 (2009)
http://pia-eigaseikatsu.jp/title/25761
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私も映画好きで、今年は63本くらい見てます。
日本映画は、また。おかしくなり始めているように思います。
角川監督は「150万人、見なければ、映画つくりを止める」と言っているそうで、キット、これが最後の作品になるのでしょう。
(そう云えば、”幸福の科学”も同じようなことを言ってましたね)
どうして、初めに、アルファベットで、配役を紹介しなければいけなかったのでしょうか?
物語に入る前に、何やってんの?の世界でした。
色々、問題はあったようですが(大分忘れました)、あのSWATは何処にいたのでしょうか?私は、てっきり、隠れ家を強襲しに出たのだとばかり思ってました。
それと、あの話の流れで、何も凶暴事件でもないのに、「射殺命令!」って現実感がありましたか?
しかも、オールドファッションの殺し屋の出現。
脚本にも、角川さんが参加していたようですが、「暴走を止められなかったんだろうな!」
と思います。
それと、最後の演奏シーン。
何だったんでしょうか?
意味深の予告編で、観客を呼び込ん出来た”春樹映画の最後の作品”・・・だと良いのですが
返事が遅れましてすみません。m(__)m
角川映画かと思ってしまうと確かに変なものもあったりして、幸○の科○でも映画造った事にビックリでしたけど・・・
この映画でもSATはどこに突入しようとしていたのか?
佐伯が逢いに行くシーンに変わって話が繋がらなくなりましたね。
まぁ、結果的には頭を張っていたのがあの人?・・・本当に?ってことで良いのかなって思いはありましたね。
もっと、整理が必要な映画か?
本流の嫌なものがあることは判りましたけどね。(^^ゞ