2008年03月01日

2008-13『明日への遺言』を鑑賞しました。

映画映画を鑑賞しました。わーい(嬉しい顔)

2008-13『明日への遺言』(更新:2008/03/05)


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戦犯に問われた男の生きざまを、現代に問う


評価:★★★☆☆

大岡昇平の小説『ながい旅』を原作に映画化した。

藤田まことの岡田資(おかだ たすく)中将が非常に良かった。

それから、スティーブ・マックイーンの息子フレッド・マックイーンがアメリカ側の検察官で出演。
『ローレライ』の時は分からなかったが今回は目立った。

 
前半は昼食のお陰で眠気に襲われて良く観ていなかった。
めちゃ反省だ。

それにしても、東海軍司令官として全責任をとり、部下の命を守り抜いた態度には見習わなければならないだろう。
岡田中将の主張は「軍施設を標的にしていない市街地の爆撃は大量殺人である。原子力爆弾も然りだ。」ということ。

戦争ということに対して、日本人は第三者的になってしまい。
そもそも、戦争にもルールがあることも忘れているのでは、と言うより知らないのだろう。

真珠湾攻撃の話が出るが、軍艦などの艦船を攻撃目標としたことで同罪ではないと主張するところも納得。
フレッド・マックィーンは後に、岡田資の答弁に怒りを感じてしまったと言っていたが、それだけ、立場の違いからと生活風習の違いからの行動だということになるのだろう。

まぁ、寝てしまった前半が良く分からないので評価は低いが良い映画だと思う。
今度、観る機会があればちゃんと観るつもりだ。(^_^ゞ


明日への遺言_06.jpg 明日への遺言_07.jpg


■出演
岡田資(おかだ たすく) :藤田まこと
フェザーストン主任弁護人 :ロバート・レッサー
バーネット主任検察官   :フレッド・マックィーン
ラップ裁判委員長     :リチャード・ニール

岡田温子         :富司純子
岡田陽          :加藤隆之
町田秀実         :西村雅彦
守部和子         :蒼井優
小原純子         :近衛はな
水谷愛子         :田中好子


カチンコさて、ストーリーですが。【注:ネタバレありって既にネタバレか】

1945年、東條英機元首相らA級戦犯が東京裁判で裁かれる中、横浜地方裁判所では、戦争犯罪行為の命令者であるB級戦犯、及び実行者のC級戦犯の裁判が行われていた。

東海軍司令官だった岡田資中将と部下19名は空襲の際、パラシュートで降下した搭乗員を捕虜として扱わず、正式な手続きを踏まずに処刑したことで殺人の罪に問われていた。

フェザーストン主任弁護士の弁護のもと、岡田は、すべての責任は自分にある事を主張した…。


数多くの戦記ものを発表している大岡昇平の「ながい旅」を、『雨あがる』『博士の愛した数式』の小泉堯史監督の手によって映画化。

太平洋戦争末期、アメリカ軍機の搭乗員を処刑した責任を問われ、B級戦犯として戦争裁判にかけられた岡田資中将の法廷での戦いを描いた本作。

彼は一貫して「太平洋戦争におけるアメリカ軍による市街地無差別爆撃は大量殺人である」こと主張する。

処刑した搭乗員は“戦犯”なのかどうかを考えるにつけ、9.11以降アメリカがイラクに対して行ったことの是非を考えずにはいられない。

また、映画の冒頭で映される貴重なドキュメンタリー映像の数々にも、刮目して観ていただきたい。


・・・あとは映画館でご鑑賞ください。


■関連記事

明日への遺言
http://cinematoday.jp/movie/T0005633

『明日への遺言』
http://www.cinemacafe.net/movies/cgi/19623/

明日への遺言 (2007)
http://www.eigaseikatu.com/title/19325/


近々『バンテージ・ポイント』『映画 クロサギ』『魔法にかけられて』を観たいです。


*

 
posted by はっしぃ at 23:18| Comment(4) | TrackBack(10) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
敗戦国にありながら、米軍の戦争犯罪を暴き、
部下を守り、正義を貫いた職業軍人、、、

なのかもしれませんが、
職業軍人ですから当然ですが、
戦争そのものは非としていません。

軍律の枠の中で正々堂々と法戦を挑んだわけで、
軍関係者の中では高く評価されても、
私自身はどう評価していいのかよくわかりませんでした。
Posted by KGR at 2008年03月05日 15:49
KGR さん
こんにちは

KGR さんの思っていることもそうかもしれませんね。

確かに戦争そのものを否定していない。
法戦としての挑み方には間違いではないでしょう。

ただ、自分も戦争に加担したために戦争を否定することは自分を否定してしまうことになるから出来なかったのかもしれません。


軍関係者という見方でなく、人の上にたった人の行動として見れば良いのかなと思いますよ。

職業軍人だからということではないとは思いますけどね。(^_^ゞ
 
Posted by はっしぃ at 2008年03月05日 17:39
たびたび失礼します。
ご意見了解です。

私も岡田資と言う人物、
その行動を否定する気は全くありません。
職業軍人であったことを非難する気もありません。

すぐ人のせいにして自己責任を回避する
多くの政治家や経営責任者らと比較しても、
トップたる者の覚悟としては尊敬に値します。

時間を追って、獄中での日記も合わせて、
もっと詳しく見ていけば、
彼の考えが理解できると思います。

その意味でも映画という表現方法は、
時間(=上映時間)の制約があるだけに、
難しいのではないかという気がします。
Posted by KGR at 2008年03月05日 19:15
KGR さん
こんにちは

時間的な制約があるので作り手が明確な方針を出していないと中途半端になってしまうことはありますね。

この話も原作を読んでから観たのでは感じ方が違ったりしたかもしれません。

改めて、読んでみるのもありかと思います。


人の感じ方考え方は色々なので否定ということではないと理解してますよ。(^^ゞ

わざわざ、コメントありがとうございました。
 
Posted by はっしぃ at 2008年03月05日 20:59
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