

2008-32『最高の人生の見つけ方』(更新:2008/05/15)



評価:★★★★☆
『死ぬまでにしたい10のこと』と同じ感じかどうかは判らないが、この映画は良かったと思う。
自分が余命半年を宣告された時、同室に同じ余命半年の見知らぬ患者が居たとして、こんなにも打ち解けるものかというところはあるかもしれないがのめり込んだ。
ちょっと、お気に入りの台詞はエドワード(ジャック・ニコルソン)の病院ということもあり、カーター(モーガン・フリーマン)が「豆スープがまずい!と言ってくれ」というところ。
2回目は洒落も聞いていたんだけどね。
それにしても、カーターとエドワードという生活環境や性格が全く違う二人の人間が行動を共にしようと決めたところなどドラマとして見ていて楽しい。
まぁ、トイレに駆け込むなど癌だということを忘れさせることもないのだが、そんなに悲壮感があるわけでもない。
カーターの家族は心配してエドワードを良く言わないが、カーターはエドワードが提案してくれた「棺おけリスト」の実行を喜んで受け入れた。
エドワードもカーターと一緒に行動して人間が変わって行く。
予告でも観て判っているが、エドワードは分かれて住んでいる娘と会うことになる。
そこで、孫娘と会うことになるのだが、カーターが最後に倒れるまでとそれからの内容の進み方がえらく違っている。
もうちょっと、詳細にしても良かった様に思うがエドワード一人で最後まで「棺おけリスト」を実行し続ける点ではあれくらいでよかったかもしれないですね。
最後に、カーレースする時にカーターが乗っていたシェルビー・マスタングGT350をエドワードのダッジ・チャレンジャーにぶつけたりして勿体無いと思ったりして・・・(^_^ゞ
・・・あとは映画館でご鑑賞ください。


『最高の人生の見つけ方 (2007)』作品情報
■作品情報詳細
夢見た人生をあきらめるのはまだ早い
■映画データ
カテゴリ 【ドラマ】
製作年 2007年
製作国 アメリカ
原題 THE BUCKET LIST
時間 96分
公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/bucketlist/
公開日 2008-05-10〜
配給 ワーナー・ブラザース映画
系列 丸の内ピカデリー2ほか全国にて
公開時コピー 未設定
■ストーリー
自動車整備工のカーターと実業家で大金持ちのエドワードが入院先の病院で相部屋となる。方や見舞いに訪れる家族に囲まれ、方ややって来るのは秘書だけという2人には何の共通点もなかった。ところが、共に余命半年の末期ガンであることが判明し、カーターが死ぬ前にやっておきたいことをメモした“棺おけリスト”を見つけたエドワードはリストの実行を持ちかける。2人は周囲の反対を押し切って冒険の旅に出るのだった。
タージマハル、ピラミッド、ヒマラヤを周り、レーシングカーでの対決やスカイダイビングにも挑戦し、人生のグランド・フィナーレを豪勢に飾るのは、これが初共演となるジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン。言わずと知れた当代切っての名優2人、最高に贅沢な配役である。彼らはニコルソン演じる富豪エドワードの資金力で次々に“棺おけリスト”をクリアしつつ、かけがえのない友情を築いてゆく。そして、それぞれが心から求めていたものを見出し、一番大切なことを再確認するのだ。この夢のような冒険譚をコミカルにそつなくまとめ上げたのは、『スタンド・バイ・ミー』『恋人たちの予感』のベテラン監督ロブ・ライナー。
■スタッフ・キャスト
監督 ロブ・ライナー
出演 ジャック・ニコルソン :エドワード・コール
モーガン・フリーマン :カーター・チェンバーズ
ショーン・ヘイズ :トマス
ビヴァリー・トッド :バージニア
ロブ・モロー :ホリンズ医師
アルフォンソ・フリーマン
ロイナ・キング
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近々『ミスト』『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』を観たいです。
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